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キャッシング比較 得するカードローンの選び方> 大手キャッシング会社の苦しい現状を元社員が語る
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だいぶ前のことになりますが、キャッシング利用者の返済能力を無視した貸付や、行き過ぎた強引な取り立て、不当な高金利の貸付が多発し、社会問題となったことがありました。
その背景も影響して、裁判所も、過払い金返還請求に対する判決がキャッシング利用者寄りになっていき、最終的には、「過払い金返還請求ブーム」と呼んで良いくらいの状態になりました。
この時には、テレビ、電車、駅…など、いたるところで、弁護士や司法書士事務所による、過払い金返還請求の広告を見かけたほどでした。
そして、この過払い金返還請求ブームの影響もあり、2004年の時点では、2万3708社もあったキャッシング会社の数は、みるみるうちに減少していったのです。
過払い金返還請求ブームの最初の頃は、営業経費の削減と、税金の支払がなかった事などで、見かけ上は、決算を増収としてはいましたが、実際のところは、回収した元金を食いつぶしているキャッシング会社がほとんどだったと思います。
それにより、社員のリストラ、店舗弊社、企業の吸収・合併が盛んとなり、キャッシング業界の再編が進みました。
今では、大手キャッシング会社のほとんどに、メガバンクなどの有力銀行が付いている状態です。独立系のアイフル、そして、武富士は、もう生き残れないでしょう。
また、グレーゾーン金利が適用できていた頃は、貸し倒れリスクを顧客への利息に転化することで、返済能力の低い顧客も借入ができていましたが、今では、こういった方法は取れなくなりましたので、新たな借り入れ申込の審査は、以前とは、比べものにならないくらい厳しくなっています。
そして、新しい貸金業規制法では、貸付金額の年収の3分の1までに制限する規制が設けられましたので、この面からも、融資基準が厳しくなっています。
現在は、キャッシング会社の審査が厳しくなったことにより、以前は、問題なく借入ができていたのに、今はもう借入ができなくなった人達が、ドンドンとヤミ金融に走ることが心配されています。
しかし、いかなる理由であっても、ヤミ金融だけには手を出さないで下さい。絶対に、いい結果になることはありません。
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